草津市議会議員 宇野ふさ子
宇野ふさ子のブログ ふさ子日記
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議会の記録
平成19年10月 市議会報告 一般質問より
地球温暖化対策について
宇野 私は、このたび市民派クラブに入らせていただきました宇野房子が、今回、質問に立たせていただきました。
午前中、山本議員から市民派クラブについての御説明がありましたとおり、私は今までどおりの活動をしながら、このクラブの中で御一緒に勉強させていただき、そして情報をいただくことによって、私自身の信条にかけて活動していきたいと思っています。
このクラブに所属するに当たりましては、支援者さんとも御相談をし、そして入らせていただきました。私は、支援者さんから「頑張れよ」というお声をいただきましたけれども、頑張れよではなくて、市民の皆様とともに考え学習し、ともに働く市民派としての議員として活動してまいりたいと思います。
4月に、初めての研修を受けさせていただきましたけれども、自主的にまた9月にも勉強をさせていただきました。しかしながら、まだまだわからないところが多うございます。今、私に4月からこちらお声を寄せていただいております方々には、十二分にまだお返事もお返しできないところもございますけれども、大変おめだるいかと存じますけれども、できるところから少しずつ働かせていただきたいと思いますので、どうぞ市民の皆様、職員の皆様、よろしくお願いをいたします。

それでは、質問をさせていただきます。
過日、地球温暖化防止フェアinびわこ・くさつが行われました。その中で私が見たもの、感じたものの中からお伺いをいたしたいと思います。
4月初当選いたしましたときの議員研修のときに、秋にこのことが行われる。しかも3,200万という予算も知りました。予算編成方針指針の中で、平成20年度から22年度までには、約30億の財源不足が見込まれているということが書かれてございます。市民感覚といたしましては、この3,200万が多いのか少ないのか、その辺もわからずじまいでおりましたけれども、普通私どもが家計を預かる身といたしましては、収入よりたくさんは使わない、なるべく貯金は使わないでいこうという感覚でございますので、もしも来月から給料が減るんやったら旅行をやめましょうとか、外食をやめましょうとか、その辺の感覚でございます。
このフェアは、多くの皆さんに、市民、企業、行政などのさまざまな地球温暖化防止活動を知っていただき、理解を深め、自ら行動するきっかけの場にということであったようでございますが、西田議員も、金曜日、御質問されました。そのときには、2万4,000人の参加者があり、CO2削減に自主的宣言された人が2,100人、行動するきっかけになったという御答弁をいただいております。
主に開催する動機はいつごろから、どういう経緯からされたものか、これも前回質問の折に御答弁ございましたけれども、再びお尋ねしたいと思いますので、簡潔にお願いを申し上げます。
答弁 「地球温暖化防止フェアinびわこ・くさつ」の開催の経緯などについてでございますが、平成19年3月の定例会の冒頭、市長さんの所信表明において申し述べられましたけれども、地球温暖化がもたらす影響により平成17年に気温が上昇し、熱中症が発生いたしておりましたことから、「熱中症の予防に関する条例」を、平成18年度に、集中豪雨が発生いたしておりましたことから、市民の皆様の生命・財産を守るため「建築物の浸水対策に関する条例」をそれぞれ制定したところでございます。
そして、平成19年度は地球温暖化そのものを真剣に考え、市民、事業者の皆様に温暖化防止を実践していただくきっかけをつくりたいとの思いから、このフェアを開催することを平成17年秋ごろに計画・立案したところでございます。
宇野 そして、このフェアが行われるに当たりましては、実行委員会形式だったように思いますんですが、この実行委員会の委員さんの選出について、また、この委員さんの会議の運営状況、それから実行委員会等にかかわる方々の報償費等についてお聞きいたしたいのでございますが、私が、以前、草津市が行われるときに実行委員としてかかわっておりましたときの内容とは少し違うかなあという感じがいたしておりますが、その辺もお伺いをいたします。
答弁 フェア実行委員会の委員の選出についてでございますが、委員さんは、国および県の環境行政職員、商工会議所、学校関係者、自治連合会、エルダー婦人会など、環境にかかわる団体から選出をいただきまして、21名をお願いしたところであります。
実行委員会の運営は、企画・立案部分を担当する企画部会と、実施にかかわる具体的な部分を担当いただく実施部会との二つの部会を設けさせていただきまして運営をしていただいたところであります。
また、実行委員会の委員報酬につきましては、無報酬でございます。
よろしくお願い申し上げます。
宇野 ありがとうございます。これからのまちづくりに関しては協働という形がとられていくのですけれども、市民の声がたくさん入った中での協働がこれから進められるべきだろうと思っています。
かつて、まちセンで協働ってどういうようなものかというふうな研修会をされたときに、ある市民の女性の方のお声でございましたけれども、協働という形だけで中身は行政主導になっていないだろうかとか、協働の名を借りたポーズで終わらせていないかというふうな厳しいお声もありました中、やはり市民の行う分野、そして市行政職員の行う分野、協働で取り組む分野が見えてこそ行財政運営の健全化、効率化が進んでいくのではないかと思いますので、今後、実行委員会形式ならびに、こういったふうに協働とするときには課題があるのかなというふうに思います。
それと、報償費に関してはないということでございますが、審議会等、市長さんから委嘱された会議、私は人権擁護推進協議会へ入っておりますけれども、そこからは有償で六千何がしか、会議へ出たり事業へ出たときにはいただきますけれども、人権のつどいに関しては、当日、昼食が事業費の中から出ております。ですが、過日行われました男女共同参画フォーラムは全部ボランティアでございますし、ボランティア、自分からかかわる方ですからボランティアは当然でございます。お昼代も事業費から抜かないでくださいという職員の御説明の中やっておりますので、この辺、すごくバランス的にどうかなということを思いますので、今後、お考えをいただけるとありがたいと思いますが、この辺に関してはいかがでしょうか、お尋ねできますでしょうか。
答弁 ただいまのお尋ねでございますけれども、確かにおっしゃることにつきましては、今後、御配慮を申し上げたいと思っております。
しかしながら、報酬審議会とか、あるいは公害審議会とか、法律・条例に基づきます委員の委嘱につきましては、草津市の非常勤の特別職の報酬に関する条例が議会で認められておりまして、その条例に該当する部分につきましては有償で出てきていただいておりますので、それは当然と。あとの部分につきましては、今回はすべて無報酬ということでございますけれども、お弁当代ぐらいはいいのか悪いのか、今後は、それは検討すべきかと思うていますが、今回は、そういう意味では、これは市民全体にかかわる、いわゆるフェアでございましたので、皆さんがボランティアで協力をしていただいたと、こういうことでございます。
宇野 今のそのお弁当代の話でございますけれども、事業費の中からお弁当代を出す、そしてこちらの男女共同参画では事業費の中からお弁当代は使っておりません。その辺のバランスを統一するというか、同じようにしていただけるのは、これから検討いただきたいなあという点でございます。
答弁 そのことにつきましては、一度また、うちの方で提案をさせてもらいますけれども、いずれそれはもう実施委員会の方で予算化してやっておられる分でございますので、余り行政の方から、これはあかん、弁当は、お茶は、そこは各団体の方で予算化されてやられる分についてはいいんじゃないかなというふうに思っておりまして、ここは行政が一つの基準は、考え方は示してもいいかもわかりませんが、やはり個々の団体で取り決めてやっておられますことにつきましては、私は個々の団体で御判断いただいた方がいいんじゃないかと、このように思っております。
宇野 今、お答えいただきました内容を、また支援者さんなり、また実行委員会なり、経験された方々とも、またお話をさせていただきたいと思います。
次に移らせてもらいます。
そのフェアの折に、企業の出店がございました。その企業さんの名前が出るからには、やはり協賛金とか、それから参加費といいますか、協力金といいますか、その辺がありましたのでしょうか、新商品の紹介の場も提供しているということもございます。その辺、ちょっとお尋ねをさせていただきます。
答弁 企業の出店についてでございますが、実行委員会において作成いただきました募集要項に基づき、小学校4年生に理解できること、体験やゲーム的要素を取り入れること、地球温暖化防止につながることなどを条件に、市内企業や環境団体を優先に募集をさせていただいたところであります。
なお、企業の応募、出店に当たりましては協力金を一切求めたものではございませんので、御理解いただきますようお願いします。
宇野 たくさんブースがございました中で、これは環境の話ではないんですけども、南極コーナーがありました。そこで、パネル展示がたくさんしてございました。私はずうっと見せてもらいました中で、ああやっぱり南極も男社会やなということを思ったんですけれども、その写真の下に名前が書いてございますのは、女性の名前でございました。やっぱり南極へ女性も行くようになって、カメラマンがいるんやなということが、男女共同参画を進める私にとりましては、その名前一つ見ただけで、ああ行くようになったんだということを一つ感じましたことをお伝えいたしておきます。
今後、このフェアを通じて施策にどのように生かしていただけるのか、大きなお金を使ってのフェアでございます。このフェアをきっかけとして、実践へ一人一人がということでございますけれども、継続した取り組みこそが、市民からこのフェアに対する評価を得られるものだと思いますが、その辺についてお尋ねをいたしたいと思うんですけれども、昨年度の市民意識調査によりますと、環境に関する取り組みに関しては、「庭やベランダに花や緑を植える自宅での緑化に努めていますか」には、「はい」が73.2%、そして「環境関係のイベントや学習会等に参加していますか」、残念ながら「いいえ」が83.9%、「ごみの発生抑制に努めていますか」が、「どちらかといえばできてる」までを入れますと77.9%でございます。そして、「リサイクルに心がけていますか」、これも「どちらかといえばできている」までを加えますと75.8%と、非常にいい数字も挙がっておりますし、そして、この前の御答弁の中にありましたように、市民の関心度は大きかったように思うというお答えでございました。
今後、継続した取り組みをされるに当たっては、どのようなお考えをお持ちでございますでしょうか。項目別にもお尋ねをしたいのですけれども、時間の関係上、一つ何をお聞きしたいのかだけ申し上げて、お答えをいただきたいと思います。雨水に関してとごみに関して、そしてペットボトルの使用数を減らしたい、そしてエネルギー、太陽エネルギー、それと太陽の光を使った電気の家庭用に補助制度を考えておられるのかということと、CO2の排出を減らすにはどういうふうにお考えか、その辺をお伺いいたします。
答弁 今回のフェアを通じて施策に生かしていくことについてでございますが、このフェア開催を切り口といたしまして、地球温暖化防止のために「愛する地球のために約束する草津市条例」を制定し、市民、事業者の皆様方と協定を締結いたしまして、地球温暖化防止に取り組んでまいりたいと考えております。
なお、フェアにおいては、来場者の皆様に知っていただき、理解を深めていただき、自ら行動していただくきっかけの場となることを願っていたものでありますが、その効果測定の一つとして、身近なところからできる温暖化防止について「私のエコ宣言」を行っていただき、家に帰っていただいてから、そのチャレンジメニューを実践していただくこととあわせまして、家庭版ISOの参加につながることを期待しているところであります。
次に、これからの取り組みについてでございますが、まず雨水利用については、節水という省エネルギー対策と都市型浸水対策等の効果が考えられますことから、今後、調査検討してまいりたいと考えております。
次に、生ごみの堆肥化についてでございますが、家庭用の生ごみ処理容器の購入に対する補助制度を今後も継続し、ごみの再利用、土壌への還元等を通じて、生ごみの減量化、資源化を促進してまいりたいと考えております。生ごみのところは、エコクッキングもそうでございますね。
次に、エコクッキングについてでございますが、むだの少ない環境にやさしいエコクッキングについて、広報くさつなどにより、また、ごみ問題を考える草津市民会議や草津市水環境を守る市民運動協議会などの団体と連携を図り、啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、給食残滓の処理についてでございますが、環境教育の一環といたしまして、市内の13小学校にコンポストを設置いたしまして給食残滓を堆肥化し、希望される地域の方に配布したり、学校の花壇や菜園に利用したりしております。
次に、ペットボトルの使用数を減らすことについてでございますが、流通するペットボトルの数量につきまして、飲み物などの生産者の方針に負うところが大きく、本市の施策だけで使用数を減らすことは現実的に困難であります。
市民の皆様に、リターナブルな瓶が使われているものについては、これの利用を呼びかけますとともに、ペットボトルにつきましても、現在、首都圏を中心としてリターナブルペットボトルの導入を試験的に行われているところでありますが、いずれこれが実用化され全国的に普及されることとなれば、本市において使用されるよう啓発に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、太陽熱、太陽光の活用についてでございますが、これらは市民にとって最も身近に導入できる効果の高い自然エネルギーの一つであり、電気使用量の削減につながりますことから、今後、太陽光発電の導入促進について調査検討してまいりたいと考えております。
次に、車の利用を少なくすることについてでございますが、先に申し述べました「愛する地球のために約束する草津市条例」による企業との協定などにより、公共交通機関や自転車を利用することを促進し、通勤車両を可能な限り減らしていきたいと、このように考えております。
また、フェア3日間のCO2排出量についてでございますが、CO2の排出量は試算できませんが、少なくともBDF燃料、バイオディーゼル燃料でございますけれども、を使用したシャトルバスの利用者1,800人、自転車での来場者600人、BDF燃料使用の発電機やリユース食器利用などにより環境に配慮いたしました結果、一定の効果が得られたものと考えておりますし、BDF燃料を使用したシャトルバスや発電機につきましては、BDF燃料使用分がカーボンニュートラルとなったととらまえております。
よろしく御理解いただきますよう、お願い申し上げます。
宇野 まだお尋ねをいたしたいのですが、時間が迫っております。一つだけお伺いしたいのですけれども、通勤の車を減らしたいという、今、御答弁ありましたんですけども、パークアンドライドを市民がいかに、この草津へ入ってきたときに車を少なくしていけるか、その辺の御検討の方針はないのでしょうか、これからの進め方については。
答弁 パークアンドライドは、県ならびに大津市さんが、去年、一昨年まで大津市市域で、その試行的に実験しておられたわけでございます。効果的には、市内に入る車の量が、その意味では減ることになりますので、今後、草津市でそのパークアンドライド方式を採用することを調査検討していきたいなと思っております。
ただ、一時、今、申し上げました滋賀県と大津市さんがパークアンドライド方式で一時、車の駐車場をですね、草津市にお求めになったときもございますので、これについては、今、申し上げましたような、その調査結果を踏まえて今後検討していきたいと、このように思っております。
宇野 調査検討していただきますようお願いいたしまして、次へ移らせていただきます。

やっぱり環境につきましては、子どもたちに教えることがたくさんあると思うんですけれども、教育現場ではどういうふうに、この環境フェアに参加された4年生もおられるようでございますが、今後、生かされるのでしょうか、一つお尋ねいたしたいのですが、牛乳パックの後始末について、今、全員が洗って、それを干してというような作業をなさっているんでしょうか。
聞きますところですと、それには時間もかかるし、大変、本当言えば一人先生が欲しいくらい始末するのには時間がかかるとおっしゃっておられましたんですが、教育現場ではその辺、リサイクルにつきましての教育はどういうようにやっておられますでしょうか。
答弁 学校現場でのリサイクルの取り組みについてでございますけれども、その具体的な取り組みといたしましては、総合的な学習の時間における3年生の「地域学習」や4年生の「身近なごみ問題や水環境学習」、5・6年生の委員会活動におけるリサイクル活動など、学年の発達に即し教育課程に位置づけた環境学習を実施をいたしております。
また、市内すべての小・中学校におきまして、スクールISOに取り組み、一つといたしまして、ごみのこと、電気のこと、水のこと、その他4項目の具体的な行動項目を掲げまして、環境に対する実践活動を実施をいたしております。
これらの具体的な学習活動を行うことで、家庭や地域においても環境を守る社会の一員として行動できる、実践的な態度を育てております。
また、今回、小学校4年生が全員フェアに実施をさせていただいたわけでございますが、先ほども申し上げましたように、4年生の子どもたちの総合的な学習の時間において、社会科や理科の学習と関連づけながら、ごみ問題、安全・安心な水などについて学習を進めていこうと、このように考えておるところでございます。いろんな可能性を今回は提供いただいたと、このように考えております。
次に、牛乳パックの関係でございますが、牛乳パックのリサイクルにつきましては、平成18年度まで牛乳パックの回収を牛乳業者が行っておりましたが、19年度より各学校で牛乳の空容器を畳んで小さくしながら学校給食センターに返却をいただいております。学校給食センターにおきましては、空容器は現在のところ廃棄処分をいたしておりますが、牛乳パックのリサイクルに向けて引続き検討していきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
宇野 時間が追ってまいりましたので、まだお聞きしたいのですが、次の項目に移らせていただきます。
市民の人権意識の高揚について
宇野 市民の人権意識高揚についてでございますけれども、何げなく日常会話をする中でも、ついとかふとしたことで人の気持ちを悪くしているかもしれないし、また傷ついているかもしれない、その辺はやっぱり心のどこかにあるから、ついとかうっかりとかいうことになりかねないのではないでしょうか。
最近、私は短い期間の間に2回の選挙を体験いたしました中では、形に見えない大変大きなものを見ました。選挙という特別な期間でもありましたですが、人権にかかわる内容が多うございました。
例えば、一度も話したことのない人が私のことをこう言ってるよとか、以前何年か前、会議で意見が違うときがあった、その人が意見の違いが、今、長年たっても人格否定をするようなことを私に対して言っているよとか、私の見覚えのない言動を聞いて、それを本当に思った人が、「あなた、こうしてはだめですよ、あなたこう言ってはだめですよ」と忠告してくれたりとか、いわゆるうわさ、そういうようなことで非常に私は戸惑うこともありました。
4月の選挙のときには、本当に薬を飲んで寝ましたこともありました。こうして皆さん選挙というのは「洗礼やで」とおっしゃる方もあるんですけれど、本当に選挙というものは厳しいもんやなということを感じております。これが人権にかかわることであったり、また選挙妨害になるようなことであっては、私はいけないと思っていますので、選挙が政策以外のこういう人権にかかわることが飛び合うということは、やっぱり市民一人一人、私も含めてでございますけれども、考えていかなくては人権を大切にした人にやさしいまちづくりはできないなと思っています。
命こそは平等であると、いつも私は思っています。どこの分野におきましても、人権尊重、そしてお互いを認め合ってこそ、本当に平等に物が言い合えるんだな、おかしいことはおかしい、それは変ですよと言えるテーブルができることを私は願ってやまないのですけれども、抽象的なお尋ねになりますけれども、さらに市の人権に対する取り組みのお考えを聞きたいのと、それと一人一人の資質高揚のためにはどういうようなことが課題になっているのか、その辺をお尋ねさせていただきます。
答弁 市民の人権意識の高揚についてのお尋ねでございますが、本市では、昭和63年、「ゆたかな草津 人権と平和を守る都市」を宣言し、さらに、平成8年には「草津市人権擁護に関する条例」を定め、部落差別を初め、あらゆる分野における差別をなくし、すべての人が温かい心を持ち合って、明るく住みよいまちを実現するため、すべての施策に人権を基本として取り組んでいるところであります。
全市民を対象に、「いのち・愛・人権のつどい」を初め、「人権セミナー」、「男女共同参画フォーラム」などを開催し、市民の人権意識の高揚に努めているところであります。
また、各学区・地区におきましては、人権・同和教育を推進するため、地域リーダー育成のための学習会や町内学習懇談会を開催していただいているところであります。
しかしながら、残念ではありますが、個人の尊厳や人権を脅かす差別落書きや投書、インターネットの掲示板への差別書き込みなどの卑劣きわまりない差別事象・事件が発生しております。
今後、市民一人一人の人権意識のさらなる高揚を図り、差別意識の解消を図るために、これまでの実践と成果を踏まえつつ、町内学習懇談会について、さらに地域住民の方の参加意識が向上するための取り組みや啓発教材の編集作成に当たりましては、最新の資料をわかりやすく親しみやすい教材として開発するなど、創意工夫をしてまいりたいと、このように考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。
宇野 時間が来てございますけれども、まだまだお話をさせていただきたいと思いますが、また人権擁護委員でもございますし、その辺で私も勉強させていただきながら、市民の皆様と一緒に、本当に人にやさしいまちづくりへ努力いたしたいと思います。
私の質問は、これにて終わらせていただきます。
ありがとうございました。
草津市議会議員 宇野 房子 [住所] 滋賀県草津市矢倉1−2−45
[e-mail] fusakouno@gmail.com